土曜日の午後、一本の電話が鳴りました。
相手は、例のタワーマンションの営業さん。
「倍率はつきませんでした。このままお申込みいただけますよ」
その言葉を聞いた瞬間、心の中でそっとガッツポーズ。
思わず小さく「やった」とつぶやいていました。
駅近、南向きの中層階
私が申し込んでいた部屋は、
南向きで、ほどよい高さの中層階。
きっと人気があるだろうと思っていたので、ここ数日はそわそわしっぱなし。
実は、「野村のプラウド」は営業さんの裁量で申込者をうまく振り分けて、なるべく倍率が出ないようにしてくれるらしい……とは聞いていたけれど、やっぱり正式な連絡を受けるまでは不安で。
倍率がついて抽選になったら?
ほかの人に取られてしまったら?
そんなことばかり考えていたから、電話を切ったあと、ほっと胸を撫でおろしました。
駅前暮らし、夢が現実になる日
ここ数年、ずっと思っていたんです。
「バスターミナルの近くで暮らしたい」って。
免許返納しても、行動範囲が狭くならないよう、シニアパスが使えるバス停の近く。
買い物も通院も便利な場所で、車がなくても困らない。
できれば、最期までここで暮らせたら――。
その“夢”が、ようやく“現実”になりそうです。
不安がないわけじゃない。でも…
夜、イモ夫にぽつりと聞いてみました。
「現金、けっこう減っちゃうけど、不安じゃないの?」
返ってきたのは、たったひと言。
「べつに」
……うーん、相変わらず、肝が据わってるというか、動じない人です。
預金を減らしても、後悔はしていない
私は長年、「なにかあったときのために」と、わりと慎重に貯金してきました。
でも今回、それを崩してマンションを買うことに、不安を感じるのでは?と危惧していましたが、不思議と後悔がありません。
不動産も、立派な資産のひとつ。
万が一のときは売却すればいいし、そういう事態に備えて、今から“身軽な暮らし”にシフトしておこうと思っています。
終活と、ミニマリストへの第一歩
もしかすると、これは「終活」の第一歩なのかもしれません。
物を減らし、必要なものだけで暮らす。
引っ越しがいつ来ても困らないように。
そんな暮らしを、今から少しずつ始めていくつもりです。
人生の終盤に差しかかると、
“どれだけ持っているか”より“どれだけ軽やかに生きられるか”が大切になってくる気がします。
今日は、静かに「よかった」と思える日
契約、引っ越し、ローンの手続き。
これから乗り越える山はまだたくさんあるけれど……
今日はまず、ひと息つく日。
「この場所で暮らせるかもしれない」という希望を、
心の中で静かに、噛みしめています。
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