新築マンションはローン購入がほとんどだと思う。しかし、シニア組にローン購入は危険。で、現金で購入する予定だけど、実際の支払いは半年以上先。
この期間、この使い道の決まった預金をそのままにしておくのはもったいないと思い、資金の一部を安全な形で運用する方法を模索してみた。
とはいえ、リスクのある投資商品には手を出したくない。絶対に元本割れはNGいう前提がある。
住宅購入資金は生活資金とは別次元の扱いになるし、万が一があってはいけない。
いろいろ調べてみたところ、新生銀行で半年の定期預金金利が1.0%になっているのを見つけた。
ちょうど、これまで「宝くじ定期預金」に預けていた預金。利率も悪いし、配布枚数も回数もどんどん減って改悪されていたので、一部をSBI新生銀行に資金を移動し、半年の定期預金を組むことにした。
定期預金は、運用というよりは「一時的に寝かせておく」場所というイメージかな。
だが、半年という短期スパンでも利息がつくなら、それに越したことはない。特に1,000万円単位になると、利息も無視できなくなってくる。
新築マンションの支払いが先の場合、現金を安全に運用したいと考える人は多いのではないだろうか。
少しでも利回りを取りにいきたい選択肢を考えてみた。
現金での不動産購入を控えている人向け・半年以内の安全な資金運用法
- 定期預金(半年〜1年)
→ 金利の良いネット銀行やキャンペーン金利を活用 - 普通預金の金利優遇口座(例:楽天銀行×楽天証券連携など)
→ 若干の利回りを得る方法だが、金利は限定的 - 個人向け国債(変動・固定)短期運用は向かないが、比較的安全
→ ただし満期が10年〜と長期のため不向き - 証券口座のMRF(マネー・リザーブ・ファンド)
→ 即時換金可能だが、利回りは非常に低い
住宅購入資金は「絶対に減らしてはいけないお金」。
どんな運用法であっても、元本保証があるかどうかが最大のポイントになる。
定期預金に関しても、ペイオフ制度(1,000万円まで保証)があるため、金額が大きい場合は複数の金融機関に分けて預けることが基本となるが、支払いの際にはどうなるんだろう?やっぱり一つのところに集めて支払いなのかな?
購入まで半年という中途半端な期間。
だからこそ、資金の置き場所に少しだけ目を向けると、何もしないよりは確実に得られるものがある。
宝くじ定期預金のように「楽しみ」を兼ねた商品も悪くなかったが、今回は「利息の確実性」と「流動性」を重視して、定期預金を選んだ。
新築マンションを現金購入予定の方は、「支払いまでの資金管理」に少しだけ頭を使ってみると、ひとつぐらい家電が買い換えられるかもしれない。
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