野村のマンション、プラウドには、食器棚がついていませんでした。キッチンカウンターとお揃いの食器棚は「ラクモア」というブランドで別途存在。しかしネットでは「ラクモア高すぎる」「でも他にどうすれば?」という声が多く見つかります。
そこで、具体的に確認できる野村不動産のインテリアフェアに参加してみた体験を詳しくレポートします。
インテリアフェアとは?参加の流れを解説
今回参加したインテリアフェアは、野村の新築マンション購入者限定の予約制イベントです。食器棚、エアコン、フロアコーティングなど、新生活に必要なアイテムを専門スタッフに相談できる機会となっています。
当日の流れと所要時間
想像していたのは自分たちで各ブースを回る展示会スタイルでしたが、実際は異なりました。
- 最初にアドバイザーがヒアリング(希望サービスを整理)
- 希望したサービスや商品の各専門担当者がテーブルに来て個別相談
- 要望を聞きながら見積もり内容を決定
この流れで進行するため、途中で抜けることは難しく、結果的に約2時間を要しました。時間に余裕を持って参加することをおすすめします。
食器棚「ラクモア」の詳細価格情報
多くの購入者が悩むであろうラクモアの価格。やはり庶民には高めです。ラクモアは上下セットのみ。下部といった単品での取り扱いはしていないそうです。
ラクモアはボードに磁石がつかえるのは、とても魅力的。細かいところに工夫が感じられます。
ベーシックタイプの価格
- 標準仕様:562,650円
- 人造大理石天板:429,000円(133,650円の差額)
ベーシックタイプの特徴として、カウンター開き扉部分には底板がなく、ダストボックスを収納できる設計になっています。
マルチタイプの価格
- 標準仕様:627,000円
- 人造大理石天板:493,350円(133,650円の差額)
マルチタイプには家電のスライド収納が付いており、機能性に優れています。
オーダー食器棚という選択肢
ラクモア以外の選択肢として、オーダー食器棚も用意されています。
- 上下セット:473,000円
- 下部収納のみ:293,700円
ラクモアと比較すると価格を抑えることができます。またキチンカウンターで使用されている板のサンプルも用意されており、ナンバーもわかるので、合わせることができそうです。基本は上記金額ですが、それにいろいろ機能をつけると、どんどんプラスされていきます。
「オーダーで注文するよりも、ラクモアのほうがお得になっていますよ」とアドバイザーから案内がありました。
エアコン選びで判明した価格メリット
取り扱いブランドはダイキン、日立、パナソニック、三菱の4社です。
ダイキン以外の3社については全て50パーセントオフになるという。ただし、オープン価格。定価はあってないようなもの。
そして取り付け代金は3万円で、最初は高いと感じましたが、詳しい説明を聞いて納得しました。マンションの構造に合わせた専門的な取り付け工事を行ってくれるためです。例えば室外機から排出される水が広がらないよう溝に合わせてセットしてくれるとか、室内の気圧が変わらないような装備をしてくれるとか。同じオプションを依頼すると3万円は超えるだろうという説明。
各メーカーの機能説明も非常に分かりやすく、エアコンについては野村に依頼することに傾いています。
フロアコーティングの取り扱い状況
フロアコーティングについては、水性タイプのみの取り扱い。他のタイプのコーティングは対応していません。
野村特有の決め文句「何かあった時の保証の対象外になります」って。
「何かって、具体的にどんなことですか?」
と突っ込んでみたところ、水性は床から剥がしやすいけれど、他のタイプは剥がれない。だから床暖房が故障した際に面倒になるとのこと。
水性は別途ボトルに入った液体がもらえるので、それを年1回ぐらいぬれば綺麗さが保てると言われたけど、途中で塗り替えとか、そっちのほうが面倒に感じる。やっぱ、他のタイプにしたい。
デジタル化されたマンション管理システム
30年前と比較して、マンション関連の手続きが大きく変化していることに驚きました。
スケジュール管理、見積もり確認、支払い金額の確認など、これら全ての情報が「野村不動産インテリアセレクション」というWebサイトで一元管理されます。デジタル化の進展を実感する体験でした。
インテリアフェア参加のメリットとデメリット
参加するメリット
- 専門スタッフから詳細な説明を受けられる
- 具体的な見積もりを取得できる
- マンションに最適化された提案を受けられる
- 複数のサービスを一度に検討できる
注意すべき点
- 約2時間の所要時間を見込む必要がある
- 途中退席は困難な進行方式
- フロアコーティングは選択肢が限定的
まとめ
野村のマンションを購入された方で、食器棚やエアコンの選択に悩まれている場合は、インテリアフェアへの参加されたほうがいいかも。
実際に専門スタッフの説明を聞き、具体的な見積もりを比較検討することで、最適な選択ができます。無理やり勧められることもないので、気軽に行っても大丈夫。
私たちも見積もりの到着を待っており、結果については改めてレポートする予定です。
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