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引越しでアルバムを処分する決意。ベリベリはがす地道な作業3日間

マンション売却と住み替え

引越し準備をはじめて、押入れの奥に眠っていたアルバムの山と再会しました。
考えてみれば、引っ越してきてから一度も見ていない──。
でも、思い出が詰まっているから簡単には捨てられない──。
そんな「アルバムをどうするか」迷いながら、処分しました。

押入れの天袋から出てきた“見ないアルバム”

引越しの準備をそろそろ始めなければと思い、まずは何が入っているか確認。
押入れの天袋にずっと入れっぱなしだったボックスケースを下ろしてみたら、
中身はすべてアルバム。

引っ越してきてから一度も開けていないそれらが、なんと3ケース分。
これをまた新居に運ぶのかと思うと、正直気が重くなりました。

思い出は大切。でも、現実は“場所を取る”

アルバムって、意外と重くてかさばります。
しかも「いつか見よう」と思っても、その“いつか”はほぼ来ない。
写真を後から見返すことって、ほとんどないんですよね、私。

とはいえ、まるごと捨ててしまうのも勇気がいる。
そこで私は、「アルバムを捨てて、写真だけを残す」ことにしました。

ベリベリ…台紙から写真をはがす地道な作業

問題はここからです。
昔のアルバムって、台紙に粘着のりが付いていて、
その上に写真を貼り、透明フィルムで覆うタイプが多いんです。

こののりが強敵。
そっとはがそうとしても、写真の裏紙が台紙にくっついてしまったり、
角が折れてしまったり。

1ページずつ、ベリベリと音を立てながらはがしていく作業は、想像以上に根気がいりました。
1日ではとても終わらず、3〜4日かけてコツコツ作業
夜、テレビを見ながら少しずつはがす──そんな日々が続きました。

写真だけを残したら、驚くほどスッキリ

ようやく全てのアルバムを処分し、写真だけを小さなケースに収納。
すると、3ケース分あったアルバムがわずか2ケースに収まりました。

これで、押入れの上段をやっつけました。
“モノ”を減らすだけでなく、“過去への執着”も少し整理できたような、そんな感覚です。

今の時代、アルバムはもういらないかもしれない

昔は、写真を現像して、アルバムに貼って、コメントを書いて──
それが当たり前でした。

でも今は、スマホやクラウドで簡単に管理できます。
見たいときに検索できるし、場所も取りません。

今回、自分の「ほとんど見返さない」という行動を振り返って、
アルバムそのものはもう必要ないと感じました。

ただし、写真そのものは捨てられません。
だからこそ、“はがして残す”という選択が、今の私にはちょうどよかったのかもしれません。

アルバムを処分するのは思い出と向き合う時間

アルバムを処分する作業は、単なる片付けではなく、
「自分の人生を少し振り返る時間」でもありました。

懐かしい写真を見ながら、「こんな服着てたな」「この人元気かな」と思い出す時間も、悪くありません。
そして、思い出は心の中に残るもの。
写真は少しでも、ちゃんと気持ちは残る。

引越しというきっかけがなければ、きっとずっと押入れに眠ったままだったでしょう。
すこし勇気がいりましたが、前に進むための“手放し”になりました。

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