築古マンションを売却して新築マンションに住み替えるとき、意外と悩むのが「入居までの短期の住まい」をどうするかという問題です。売却の引渡し日を新居に合わせる方法もありますが、条件をつけると買い手が限られてしまい、価格交渉で不利になることもあります。今回は、その体験談と短期賃貸探しのリアルな流れをご紹介します。
築古マンション売却で迷ったこと
新築マンションの完成までに半年ほど空きができることになりました。築古マンションを売却する際に、新居の鍵の引渡し日に合わせて売却日を設定するかどうかで、かなり迷いました。
条件をつけずに売却に出すと、買い手の候補は広がります。ただし、新築の入居に合わせた引渡しを希望すると、対象者がかなり絞られてしまいます。売れないわけではありませんが、その分、価格交渉で値引きを迫られる可能性が高いと感じました。
住み替えか値引きか、シミュレーションしてみました
そこで、シミュレーションをしてみました。半年間だけ賃貸に住み替えた場合にかかる家賃と、売却価格を下げた場合に手元に残る金額を比較すると、大きな差はありませんでした。数字だけを見れば、どちらを選んでも良さそうに思えます。
ただ、売れないまま時間が過ぎるストレスを考えると、多少面倒でも住み替えを選んだほうが、自分で動ける安心感があります。結果として、売却日を指定せずに売却したところ、あっという間に買い手が決まりました。
新築マンション入居までの短期賃貸探し
次に、新居までの半年を過ごす仮住まい探しを始めました。条件は駐車場付きで、できれば短期解約違約金が発生しない物件です。探してみると、あるんですね。敷金・礼金もなしなので、なんだか訳ありな感じもしますが、良さそうなところを見つけました。しかし、まだ入居者が住んでいるとのこと。
内見ができない状態で仮押さえをどうするのか、不安はあります。ただ、短期の住み替え先は早めに決めないと埋まってしまうため、実際に契約を進めるには、管理会社やオーナーとの交渉が重要になると感じています。
住み替え短期賃貸を選んで感じたこと
新築マンション購入に伴う「住み替えの短期賃貸」は、資金計画だけでなく精神的な余裕にもつながります。数字の損得よりも、安心して売却と入居をつなげられる方法を選ぶことが大切だと実感しました。
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