夫が消極的だったマンション購入。でもやる気にさせた!夫を前向きにした一言とは

夫が消極的だったマンション購入。でも夫をやる気にさせた!前向きにさせた一言とは タワマン購入と暮らし

「マンションを買い替えたい」と思ったとき、いちばんのハードルは”夫”でした。

私は、築30年超の分譲マンションに長年住んできました。だから子育て中にたまりにたまったモノたちが溢れ、いまや収納という名のブラックホールに。その暮らしを変えたくて、老後を見すえた住み替えを決意しました。

けれど、夫であるイモ夫はというと——。

「どこでも住めればいいじゃない」
「家なんて買い替えなくても暮らせるだろ」

そう言って、マンション購入には明確に反対はしないものの、明らかに消極的
新築マンションを探す私に、勝手にやってくれ感がでまくり。
なにより、「自分の投資資金からは出したくない」ということで‥。

これから先30年をどう暮らすか?築60年の現実

今のマンションが悪いわけじゃない。でも、30年後を想像してみたとき、私はゾッとしました。

築60年のマンションに、70代・80代・90代になっても住み続けられるのか。
老朽化した設備、増えていく修繕積立金。
何より、「いま引っ越しておかないと、もう体力的にムリかもしれない」と思ったのです。

車を手放す未来。だからこそ「足」を確保したい

私たち夫婦はいずれ免許返納する予定です。
となると、生活圏を支えるのは「徒歩」と「公共交通」。

今住んでいる場所は最寄駅まで徒歩12分。
決して遠すぎることはないけれど、これが80・90歳になったとき、きっとでかけるのが面倒になる一因になる‥。

だけど、新しいマンションなら、バスターミナルも駅も近い。シニアパスを利用できる年齢になったらバスを利用すればいい。そうすれば行動範囲を狭めずに済む。

唯一の楽しみである、ゴルフができなくなったら?いつか足腰が弱ってできなくなるかもしれない。
そうなったら、今度は映画や食べ歩きを楽しみたい——そう思ったとき、バスが近距離から利用できるのは老後の自由を支えてくれる。そのためにも、住み替えしたい。

「あの新築マンション、どう思います?」とプロに聞いてみた

どうにか、イモ夫との温度差をなくしたい私は、今住んでいるマンションの売却査定をお願いしていた不動産会社の担当者に、こんなふうに聞いてみました。

「実は、新築マンションも検討しているんですけど……あのタワマン、どう思います?」

営業担当者は、間髪入れずこう言いました。

「あのあたりのタワーマンションはすっごい人気ですよね。中国人バイヤーがどんどん買ってて、今後も価格が上がると思いますよ。投資目的で買ってる人も多いです」と、キッパリ。

その一言が、イモ夫の態度を変えました。

「投資になる」——その言葉が夫を動かした

私がどんなに「快適だから」「老後が安心だから」と訴えても、夫には響かない。
でも中古物件を扱っている営業マンの「投資になる」というワードで一変。

「価格が上がる? それなら悪くないな」
「資産価値が下がりにくいなら、自分の資金を使ってもいいかも」

それまでは、「自分の投資資金からは出したくない」と言っていたのに。
一転、「これくらいはだしてもいいよ」と。そしてモデルルーム見学も積極的に。

やっぱり人を動かすには、その人の価値観に響く言葉が必要なんですね。

そして、それはその道のプロの人の口から発せられるリアルな言葉が効果的。たぶん同じことを私が言っても、聞き流されていただけだったと思います。

まとめ|夫が消極的でも、未来の暮らしを一緒に描く

「夫がマンション購入に消極的」で悩んでいる方へ。

無理やり説得するのではなく、相手が重視しているポイント(夫なら投資性や資産価値)に響く情報を伝えると、一気に風向きが変わることがあります。

私たちのケースでは、現場をよく知っている不動産の営業マンの言葉がカギでした。

これからの30年を、どう暮らしていきたいか——
自分の気持ちだけでなく、夫の価値観も巻き込んで、新しい住まい探しを始めてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました