タワーマンションの引き渡しを受けたあと、まだ引越し前のタイミングでフロアコーティングを施工しました。
引越し前に施工しようと決めた理由
フロアコーティングの必要性については、賛否があります。しなくても床が傷まないという方もいますし、実際そういう声もよく見かけます。ただ、わが家の場合は「後から後悔したくない」という気持ちと、「家具を全部動かさないと施工できない」という現実的な問題から、引越し前に済ませることにしました。
特にタワーマンションのフローリングは、無垢材ではなく複合フローリングであることがほとんどです。表面の化粧シートに傷がつくと補修が難しく、目立ちやすいのが難点です。日常的な引きずりキズや、家具の脚による圧迫跡が気になる方には、コーティングはひとつの選択肢になると思います。
業者への依頼は昨年の10月。引き渡しを受ける前の段階から連絡を取り、内覧会にも同行してもらいました。フロアの傷の有無を確認してもらい、内覧会時に不具合箇所として修正してもらいました。
内覧会に業者を同行させるメリット
- 施工前の床の状態(既存の傷・凹み)を専門的な視点でチェックしてもらえる
- 収納内部の床材が同じ素材かどうかを確認でき、サービス施工の対象かどうかもその場でわかります
自分では見つけられなかったような傷だったので、ありがたかったです。
施工当日の流れ
当日は朝9時にスタッフが来訪し、終了したのは15時前でした。約6時間の作業です。LDKと廊下、洋室へのガラスコーティングがメインの工程で、最も時間がかかる部分になります。それと並行して、浴室・洗面台・トイレ・キッチンへのフッ素コーティングや防カビ施工も同時に進めてもらいました。
- 09:00スタッフ来訪。施工範囲の最終確認と養生作業開始
- 09:30LDK・廊下・洋室のガラスコーティング施工開始
- 〜並行浴槽・浴室・洗面台・トイレ・キッチンへのフッ素コーティング
- 〜並行風呂・脱衣所・トイレ・キッチンへの防カビ施工
- 〜並行玄関大理石(室内側)のワックス処理
- 〜並行レンジフードフィルター取付枠の設置
- 15:00前全工程完了・仕上がり確認
作業中は部屋に入れないため、外で時間を過ごすことになります。
鍵がないと中に入れないので、「鍵を預からせて欲しい」といわれたのですが、それはちょっと憚られました。
引越し前で荷物がまだない状態だったので、玄関ドアは開放したままでもOKということで。また引越し業者がでいりしているので、1F玄関は問題なく出入りできたとのことでした。
作業中は別の場所ですごし、終了の連絡を受けてから確認しに戻りました。家具が何もない状態で施工できるのは、引越し前のタイミングならではの大きなメリットです。
施工内容と費用の内訳
費用についてまとめておきます。ガラスコーティングは有料で、そのほかは無料サービスとして一緒に施工してもらえる内容でした。
| 施工内容 | 対象箇所 | 費用(税込) |
|---|---|---|
| ガラスコーティング | LDK・廊下・洋室 | 11万円 ※割引前:122千円 |
| 防カビ施工 | 風呂・脱衣所・トイレ・キッチン | 無料サービス |
| フッ素コーティング | 浴槽・浴室・洗面台・トイレ・キッチン | 無料サービス |
| 玄関石材コーティング | 玄関大理石(室内側)※ワックス剥離なし | 無料サービス |
| レンジフィルター取付枠 | レンジフード(使用枚数分) | 無料サービス |
| 法定福利費 | 一式 | 4,500円 |
| 合計 | 114千円 | |
※収納内部が同床材の場合はサービス施工あり。脱衣所・トイレへの別途施工は追加料金となる場合があります。レンジフィルター取付枠は取付不可タイプもあります。
ガラスコーティングを選んだ理由
フロアコーティングにはいくつか種類があります。代表的なのは、UVコーティング、ガラスコーティング、シリコンコーティング、ウレタンコーティングです。それぞれ耐久性・光沢感・硬度・費用が異なります。
ガラスコーティングを選んだのは、耐久性の高さと自然な仕上がりのバランスがよかったからです。UVコーティングほどピカピカになりすぎず、かといってシリコン系のように数年で塗り直しが必要になるわけでもありません。「床をきれいに見せたい」というよりも「長く床を守りたい」という目的には、ガラスコーティングがよいと判断しました。
引越し前に施工しておいてよかったと思う理由
現時点ではまだ引越し前ですが、施工を終えて感じているのは「やっておいてよかった」という安心感です。作業してくれたスタッフは1名でしたが、丁寧な説明に好感がもて、また経験豊かで確かな腕があるようでした。
引越し後に改めて業者を呼ぶとなると、ソファや家電・収納家具をすべて移動させる必要があります。現実的にはほぼ不可能ですし、仮にできたとしても追加の手間と費用がかかります。
また、新生活を床がきれいな状態でスタートできるのは、気持ちの面でも大きいです。
いままで住んでいたマンションでは、年数がたつにつれて、窓付近のフローリングがボロボロになっていたので、新居ではフロアコーティングはやっておきたいと思っていました。
フロアコーティングに迷っている方は、引越し前という今のタイミングが一番動きやすいと思います。
フロアコーティングが向いているのはどんな人か
- 床の傷が気になりやすく、傷がつくたびにストレスを感じるタイプの方
- 小さな子どもやペットがいて、床への負荷が高い生活になる方
- タワマンのように廊下やLDKの面積が広く、保護範囲が大きい方
- 引越し後に改めて施工する時間・手間をかけたくない方
逆に、床の傷を気にしない、将来的にリフォームを考えている、という方にとってはコストをかける優先度は低いかもしれません。正解は人によって違います。わが家の場合は、引越し前に済ませておいて正解だったと感じています。


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