3LDKから、たった32㎡の2DKへ。
荷物を減らすために、わざと“小さな部屋”を選びました。
でもいざ引越しとなると、気になるのはやっぱり「引越し価格」。 同じ荷物なのに、3社の見積もりで最大6万円の差が出るなんて──。
今回は私が実際に体験した「引越し価格のリアル」と、「安く済ませるコツ」をぜんぶ書きます。
引越しは「価格」で選んではいけない?いえ、選んでもいいんです。
来月、いよいよ住み替えのための一時入居先に引っ越します。
3LDKから32㎡の2DKへ──つまり、半分以下のスペースに身を縮めて暮らすことになります。
理由は、終活の準備もかねて。
「荷物を減らさなければならない状況」に自分を追い込んでみようと思ったのです。
上棚の奥に「こんなものあったのか」
まず取りかかったのは、キッチンの上棚。
中身をすべて出して並べてみたら……出てくる出てくる、「存在を忘れていたモノたち」。
・結婚祝いでもらったであろう未使用の食器
・昔あつめていた食器
上棚の中身のほとんどは、死蔵品でした。
使っていないもの。
でも今回ばかりは容赦なく見直し。綺麗なものはメルカリへ、使わないものは処分へ。
食器棚もラックも「持っていかない」決意
新しいマンション(来年完成予定)には、備え付けの食器棚があるので、
今ある棚・ラック類はすべて手放すことにしました。
「いつか使うかも」と思っていたモノたちは、結局“いま”使っていません。
今回の引越しは、暮らしの断捨離でもあります。
引越し3社に見積もりを依頼してみた!
さて、問題は「引越し費用」。
今回は3社に見積もりをお願いしました。
【1】ハコブ引越しサービス
ネット見積もり専用の格安業者。訪問なしで、
荷物の量を自分で入力して見積もりを出すスタイルです。
- トラック:2tL
- 作業員:2名
- 時間指定なし(前日に2〜3時間幅で連絡)
- 料金:49,500円(税込)
ただし「積み切り制」なので、
積みきれなかった荷物は自分で運ぶ必要あり。
安い!
心配だった養生も1Fやエレベータ内はきちんとやってくれるとのこと。ここにしようと、最初は思っていました。
【2】アート引越センター
最初に訪問見積もりに来てもらったのはアート引越しセンター。
部屋をぐるりと見て、提示されたのは12万円超。
「え〜、高い!」
ハコブさんの見積もりを見せたら、
「その金額は無理」とのこと。
でも、こちらも譲りません。
段ボールをリユース品にし、作業員を2人に減らし、
「自分で運べるものは自分で」を条件にして、70,641円まで下げてもらいました。
ただし気になるのは、
内訳に保防費や資材販売費で合計約28,000円が含まれている点。
クレープ紙や布団袋、エアキャップなど……
「これ、100均で買えばもっと安いのでは?」と感じました。
【3】サカイ引越センター
こちらも最初の提示は約12万円。
でも、アートさんの価格を伝えたところ、
なんとその場で6万円まで下げてくれました!
- 条件:現金振込、時間指定なし
- 作業員:3人
- トラック:2tL(積みきれなければ往復OK)
- 資材費:なし
今回はラッキーにも、価格決定権のある方が直接訪問してくださり、
即決できる権限を持っていたのが大きかったです。
結果──
サカイ引越センターに決定。
3人で全部運んでくれるし、安いし、一応保証もついているし。
結論:「引越し価格」は“言ってみる”ことで変わる
今回の3社比較でわかったのは、
引越し料金はあってないようなものだということ。
同じ荷物量でも、
・交渉の仕方
・見積もりを取る順番
・担当者の裁量
で数万円単位で変わります。
「とりあえず3社に見積もりを取る」だけで、
数万円の節約ができるなら、やらない手はありません。
引越し価格を抑えるための3つのコツ
- 訪問見積もりを必ず受ける
ネット見積もりだけでは細かい調整ができません。
実際に見てもらうことで自分ではわからない荷物量がわかります。 - 他社の見積もりを見せる
「この金額で出てます」と言うだけで、
びっくりするほど値下げされることも。 - 時間指定・曜日指定をゆるくする
午前・午後・平日などを問わないフリー便にすると、安くなります。
おわりに:「引越し=モノの見直し」期間だった
引越しは、ただ住まいを移すだけの作業ではなく、
自分の暮らしを見つめ直すチャンスだと改めて感じました。
“とりあえず取っておいたモノ”を手放すことで、
これからの生活がぐっと軽くなります。
次の住まいで、
少ないモノと心地よく暮らす準備は、もう始まっています。
目指せ!ミニマリスト!


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